Greeting
院長あいさつ
実績と経験で医院の
成長と地域への貢献
日本大学歯学部へ進学、博士号を取得後に神奈川歯科大学の小児歯科で教員として教育、臨床、研究を学び都内の診療所にて経験を積み2024年に霜降こどもおとな歯科を開院いたしました。日本小児歯科学会に専門医として登録されております。休診日は歯科学生への指導や講習会への参加を積極的に行い、歯科医としての腕を磨くことで地域の皆様の健康づくりに貢献いたします。
保田 将史
Masafumi Yasuda
院長
【資格・役職】
博士(歯学)
日本歯科専門医機構認定 小児歯科専門医
日本大学歯学部 兼任講師
神奈川歯科大学 特任講師
歯科医師臨床研修医指導医
公益社団法人 日本小児歯科学会 地方会推薦理事
公益社団法人 日本小児歯科学会関東地方会 幹事
公益社団法人 日本歯科医師会 会員
公益社団法人 東京都歯科医師会 会員
公益社団法人 東京都滝野川歯科医師会 会員
霜降こどもおとな歯科の保田です。
子供のころからの夢である歯科医を志し、日本大学歯学部へ進学。
卒業後は母校である日本大学にて博士号を取得し、神奈川歯科大学の小児歯科で教員として教育・臨床・研究について学んだ後、都内の診療所にて研鑽を積み、2024年に霜降こどもおとな歯科を開院いたしました。
日本歯科専門医機構に小児歯科専門医として認定されています。
休診日は、大学の非常勤講師として歯科学生の皆さんに指導を行ったり、講習会に参加したりしています。これらの活動は、最近の歯科医療についての情報収集に役立っており、医院での診療に活かされています。
勉強することも多く大変ですが、私個人の成長は医院の成長につながりますので、充実しています。
「霜降こどもおとな歯科」は駒込の霜降銀座商店街の通りに面しており、気軽に受診していただける「地域のための歯科診療所」を目指して開院いたしました。専門は小児歯科ですが大学病院や地域歯科診療所の勤務を通じて多くのことを経験し学んできました。
当院に関わるすべての皆様が笑顔で生活していけるよう、感謝の気持ちを忘れず、お口の中の健康づくりを通して地域のお役に立てるように頑張ります。
どうぞよろしくお願いいたします。
歯科との出会い、そして小児歯科への道
小学生の頃、仲の良かった友人の親御さんが歯科医師で、「こういう職業があるんだ」と気づいたのが、歯科との最初の出会いだったように思います。
そして時が経ち、進路を考えるようになった頃、図書館で歯科医師について調べていた際に、お口の中だけでなく、全身のQOL(生活の質)にも深く関わる職業であることを知り、歯科に興味を持ち、目指すようになりました。
学生時代は、入れ歯や歯周病など、比較的高齢の方にニーズのある分野の勉強に力を入れていました。大学卒業後の研修医時代も、入れ歯治療を得意とする先生のもとで学ばせていただきました。
その先生は多岐にわたる分野を手がけ、治療も非常にお上手でしたが、唯一苦戦されていたのが子どもの治療でした。入れ歯や歯周病に関する勉強会は数多くある一方で、小児歯科を学べる場は意外と少ないものです。将来を見据え、大学院進学時に小児歯科を専攻しました。
実際に小児歯科に取り組んでみると、お子さんの治療には「成長」という大きな魅力があることにすぐ気づきました。日々成長し、変化していく子どもたちの姿に寄り添えることに魅了され、気づけば公益社団法人日本小児歯科学会の地方会推薦理事を務めさせていただくようになりました。
地域に根ざし、家族みんなの笑顔を守る
『霜降こどもおとな歯科』は2024年に開院いたしました。
この地域には小児歯科を専門とする先生が少ないという事情もあり、落ち着いた雰囲気の街で、腰を据えて子どもたちを見守っていきたいという思いから開院を決意しました。
医院名に「こどもおとな」とあるように、私は小児歯科専門医ではありますが、年齢に関係なく、あらゆる世代の方を診療しています。先ほど申し上げたように、入れ歯に関心を持ち、学んだ時期もありましたので、大人の方にも私の可能な範囲で治療を提供しています。
インプラントや難症例については、地域の優秀な先生方にご紹介する形をとっており、逆にお子さんについてはご紹介を受けることもあります。小児を軸に、ご家族全体の健康に寄与できればと考えています。
泣いてしまう子にも選択肢を──専門医の役割
小児歯科の専門医は、魔法使いではありません。
ここに来れば泣いている子がピタリと泣き止む、というような魔法はありませんが、泣いて暴れてしまい、他院で「診療不可」とされたお子さんに対して、いくつかの選択肢をご提案できるという自負はあります。
痛みが強く、急を要する場合には、暴れている中でも治療を行う技術やノウハウを有しています。
また、時間をかけられる場合には、来院回数を増やし、徐々に慣れてもらうという方法も可能です。
専門医として、「私たちが最後の砦である」という覚悟を持っており、それこそが専門医と名乗る上での責任だと考えています。
噛む・閉じる・育つ──日常から始まる口腔発達支援
ゴールには段階がありますが、まずはお子さんが歯医者さんは味方であると認識し、関わりを持ち続けられる状態にすることが最初の目標です。
それが達成できれば、次は健全な発達に向けてサポートしていく段階へと進みます。
成長曲線というものがあります。身長や体重など、その年齢でこの範囲に収まっていれば大丈夫、という目安です。お口にも同様に、歯の萌出や口腔機能など、さまざまな指標があります。
この成長曲線に乗っていないお子さんを早期に見つけ、適切な支援で曲線に乗るよう導いていくのが私たちの役割です。
たとえば「奥歯で噛めない」というお子さんがいた場合、ひとつの方法として「お食事を作るときは、あえて手を抜いてみてください」とお伝えすることがあります。 固くて大きい食材であれば、自然と奥歯で噛むようになります。 日常生活の中で意識することで、奥歯でものを噛んだり、お口をしっかり閉じることができるようになります。
お口が閉じられるようになると、舌がしっかり働き、内側から外側への圧力が加わることで、前歯が並ぶスペースが生まれて綺麗な歯並びが得られる可能性が高くなります。。
情報が溢れる時代において、その子にとって何が必要かを判断するのは難しいこともあります。
だからこそ、専門家として正しい知識をお伝えすることも、私たちの大切な役割だと考えています。
歯医者さんをもっと身近に
大人は子どものためには動けるものですが、自分のこととなると、つい後回しになってしまうこともあるかと思います。
しかし、子どもは親の姿をよく見ています。お子さんのためにも、ぜひご自身のお口の健康にも目を向けていただきたいです。
その結果、ご家族みんなが笑顔で健康に暮らしていけるのであれば、私たちとしても大変うれしいことです。
どうぞ、もっと気軽に歯医者さんをご利用ください。
症状があるときはもちろん、ちょっとした疑問や不安があるときにも、気軽に立ち寄ってご相談いただければと思います。
歯への関心が、お子さんからご家族へ、そして地域へと広がり、皆さんの健康と幸せな暮らしにつながっていくよう、これからも貢献してまいります。